基本情報技術者試験とは
※11月30追記 11月30日にIPAのサイトに受験番号ありました！！正式に合格しました！！！
IT系の資格の代名詞的なやつ。基本的なIT系の知識とかを身に付けていることを証明できるっぽい。
一応国家資格なので受かるとまあまあ偉いかもしれない。会社によってはお金をくれるらしいということもあって、学生だけじゃなく社会人もけっこう受けている感じ。お金のパワーは偉大。実際、僕が受けに行った時もスーツを着た社会人っぽい方がそこそこいた気がする。
試験形式としては午前試験と午後試験に別れていてどちらも150分だが、回答が終わったら途中退室もできる。両方60点以上とれば合格らしい。午前、午後という区別にはなっているが午前試験を午後に受けることもできるし、午後試験を午前に受けることもできる。僕はどちらも別日で午前に受けた。
CBT(Computer Based Testing)方式とかいう方式で試験を受けるが、これはパソコンでやるマーク式の試験のこと。いちいちカッコつけて英語とかにするのはわかりづらいので正直どうかと思う。関係ないけど「食べ放題」がいつのまにか「バイキング」になり、そして気づかないうちに「ビュッフェ」とかいう呼称になったのも無駄にカッコつけてるみたいでどうかと思う。
そして受験するための費用なのだが、今回僕が受けた2021年度の秋学期試験までは5,700円で2022年度からは7,500円に値上がりするらしい。
結果は午前試験、午後試験それぞれ終わってすぐに簡易的な点数などの結果がメールで送られてくる。僕の場合、午前試験のときはすぐにメールが届いたが、午後試験の結果が届いたのが試験の数時間後だったのでめっちゃ不安だった。正式な結果は受験月の翌月にIPAのホームページで見れるらしい。両方70点そこそこ取れていたので受かったとは思うが若干不安。これで落ちていたらさすがにビビるし泣くかもしれない。
受けてみた感想
午前試験はちゃんと勉強すれば受かる感じの試験っていう感じだった。過去問が公式に令和元年度の秋試験までは配布されているので、午前試験は本を一冊くらい買って読みながら過去問を繰り返しやれば受かりそう。ていうか僕もそんな感じだった。午前試験は過去問からけっこう出る感じがした。
午後試験はけっこう難しかった。必須回答のアルゴリズムが特に難しい。プログラミングをやったことがないと、全然意味がわからなそう。午後試験は過去問から出るというよりも、過去問でどの問題にどれくらい時間がかかるのかをある程度知るって感じな気がした。あとは過去問を解いていく中で本番の選択問題はどれを解くかの目星をつけとくと良さそう。
当然といえば当然だが、試験全体を通して理系だったり情報系だとけっこう有利に感じた。なので、文系出身の方は多めに勉強期間をとったほうが良い気がする。
勉強法
午前試験も午後試験も基本情報技術者試験ドットコムで過去問を解いた。基本情報技術者試験ドットコムはとても良いサイトでめっちゃお世話になった。
午前試験は教科書的な本を買って過去問を解きまくって、過去問で8割くらい安定してとれれば本番も大丈夫な感じがする。僕は「イメージ＆クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室」という本（そろそろ新版が出るらしい）を買ったのでこの本をオススメせざるを得ないが、教科書的な本であればなんでもいい気もする。
午前試験に比べて午後試験は難しかったので多く時間を割くことをオススメする。特に、プログラミングの経験が浅い（僕も偉そうに言うほど長くない）と必須回答であるアルゴリズムとプログラムの部分（ソフトウェア開発）で詰む。午後試験も基本情報技術者試験ドットコムにお世話になったのだが、午後試験は過去問を解くというよりかは、どのくらいの文章量で問題が出されるのかを見ていた。どのくらいの文の長さなのか前もって知っておかないと、問題文が長すぎて文を読む気にならず問題を解く気が失せる。さらに午後試験の過去問を解くとなると文章が長いので、まともにやると一回分を解くだけで時間がめちゃくちゃかかる。そのため、問題文を読んでなんとなく何を言っているのか理解できたらすぐ解説を読んでいた。また、午後試験はごく最近言語の選択肢でCOBOLが廃止されてPythonが追加されたりしてPythonの過去問が少ないので、Pythonで解くという人は注意。僕はPythonを解いた。
試験とは関係ない部分
本当に試験とは関係ない部分だが、試験を受けた場所が僕の居住地域よりも人間の数がとても多かった。住んでいるところはめちゃくちゃ田舎というわけではないが、試験会場周辺は人がかなり多かったので疲れた。基本情報技術者試験の試験会場はそこそこ都会にしか設置されないっぽいので、普段田舎とかに住んでいる場合には気を付けてほしい。
あと、どうしてもいいたいことは試験の予約をするまでがメチャクチャめんどくさいし分かりづらい。基本情報技術者試験：オンライン受付 | プロメトリックで予約や確認をするのだが、そもそもここにたどり着くまでにけっこう苦労した。IPAのサイトにプロメトリックへのリンクがあるにはあるが小さいしわかりづらく、著しく親切心に欠けているサイト設計と言わざるを得ない。もしかすると、この程度の困難も乗り越えられないなら試験を受ける資格はないという無言のメッセージかもしれない。そう思わずにはいられないくらいサイトの設計が不親切な感じがする。あと、プロメトリックのサイトがhttpsじゃない。仮にも情報系の資格を取り扱うページなんだからhttpsくらいは対応したほうがいいんじゃないの？って思った。
